Member 2020.08.27

“データドリブン”が当たり前の社会に。データ活用の礎を築く責任と達成感

渡邊 竜三

渡邊 竜三

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こんにちは。D2C Rの渡邊です。

本日は社員にフォーカスしたストーリーです。

メディアソリューション部 ソリューション部 伊藤 与史生(いとう よしお)をピックアップしていければと思います!

様々な角度から注目される「データ」。最前線でデータと向き合う面白みについて、データプロフェッショナルにインタビューをしてきました。

それでは、どうぞ!

学生時代にWEBサイト制作事業を立ち上げ、マーケティングの世界へ

ー起業のご経験があると伺いました。

卒業と同時に友人5人とWEBプロダクションを起業しました。事業内容としては、大手企業のコーポレートサイトなどを手がけ、コーディング、システム構築や開発、データベース作成、インテグレーションなどベンチャー企業ならではの『自分でなんでもやる』をベースに挑戦を続ける日々でした。いつしか20年弱が経ち、300人ものメンバーが集う企業に成長しました。

ー順風満帆なように感じますが、転職を決断されたんですね。

恩師から連絡をいただいたことがきっかけです。NTTドコモ、電通、NTTアドの3社が共同出資して設立した世界初のモバイルマーケティング企業『D2C』へのお誘いでした。NTTドコモ利用者のデータを活用して、ターゲットごとにカスタマイズした広告を表示させるデジタルマーケティング事業を立ち上げたばかりなのだが、なかなかスケールしない。そこにジョインしないか、と。

たった4人のメンバーでどう黒字化していくかを模索している様子を聞いて、社内ベンチャー的な要素を感じたんです。ベンチャーでの経験が生かせること、もう一度ベンチャーのワクワク感を味わいたいという想いが背中を押し、転職を決意しました。


▲前職時代(写真左)

できることはただひとつ、各データの持つ意味を理解し尽くすこと

ー入社後、まずどのような業務に取り組まれましたか?

まず、データを整備から取り組みました。それにより意図するデータの抽出やデータ種類と人数の紐付けができるようになり、広告の効果を最大限に発揮するための分析が可能になります。つまりカスタムセグメントを“つくる”前に、データを“分析する”ための土台をしっかり整備するところから始めました。

実は当時、D2Cがどのようなデータを所有していて、各々にどういう意味があるのか、体系的に把握できている人がいない状態でした。膨大な量のドコモデータを一つひとつ見て、これはなんのデータか?何に使えるか?をひたすら調べて……正解がない中でひたすら答えを探しだす作業は果てしなく、苦労の日々でした。

ー前職の経験で活きた部分はありますか。

広告制作におけるクリエイティブディレクションです。データ分析によって導き出されたカスタムセグメントは、広告を制作するときにどんなビジュアルデザインにすれば良いか、どんなUXにする必要があるかを考える材料になります。多くのコーポレートサイト制作の経験をもとに、『この層に響くデザインはこうじゃないか?』といった話をクリエイティブ部門と直接話すことができたのは良かったですね。より効果的なメッセージを発信することにつながりますから。

広告を見た人が、実際に店舗に足を運ぶーー数字で見る達成感

ーデータ分析、戦略、クリエイティブと多様な業務に関わる中で、大切にしていたことはありますか?

「広告は決して制作・出稿がゴールではない」と強く思うようになりました。

ーもう少し詳しくお伺いしてもよろしいでしょうか。

僕らにとって広告とは、戦略立案から効果測定までPDCAを回し続けるべきもの。つまり、全プロセスにデータが密接に関わってくるのです。データアナリストが分析した結果に基づいて『誰に、どんな広告を、どう伝えるか』という戦略を考え、それに応じたクリエイティブがつくられる。そして、セグメントに合わせてメディアプランを組み立て、広告を配信します。

その結果、ユーザーのCTR(=Click Through Rate:クリック率)と消費行動にはどのような成果があがったかなど、広告配信の結果を分析します。データ分析から始まり、データ分析によって次につなげる……というイメージですね。

ーデータアナリストとして責任と達成感をどんな時に感じますか。

クライアントに広告の効果測定結果を報告するタイミングです。

事例を踏まえてお話しすると、とあるポイントカード加盟店への来店促進のプロジェクトで、広告接触者の来店率が跳ね上がった分析結果が出たことがありました。チームで導き出した戦略がかっちりハマった喜びは非常に大きかったですし、クライアントからの信頼も得られ、次のプロジェクトも受注。達成感につながりました。

データアナリストとしてデータを武器に最大限の成果を生み出す。そういった積み重ねはもちろん、データを生かしたビジネスチャンスの広げ方について、D2Cに入社して気づきましたね。

“データドリブン”の文化を、日本中に広めたい

ー2020年4月にD2C Rに出向したと伺っております。変化はありましたか?

今まで以上にモバイルデバイスに特化したマーケティング戦略の立案、プロモーションの提案、広告運用までの支援を行うことになりました。ちょうど新型コロナウイルス感染拡大によって社会が揺れ動いている時期と重なったこともあり、データへの向き合い方がより真摯になりましたね。

D2Cでは、ユーザーの属性に関するデータの量や信頼性の点で、世界的にも優れたドコモデータを扱ってきました。D2C Rでも同様に、ドコモデータの強みとデジタル広告配信メディアを活用するのはもちろん。さらに、D2C Rが独自で持っているビッグクエリやデータウェアハウスを生かしたいですね。

結果、一人ひとりのユーザーが本当に必要としている内容を、効果的なタイミングで、刺さるクリエイティブで届けられればと。そういった意味では、D2C Rは『最高のデジタル広告』を実現する可能性を持った唯一の会社だと僕は思っています。

ーD2C Rで新たに取り組みたい業務などはありますか?

これまで扱ってきたドコモデータだけでなく、その他のデータにも目を向け、データ分析環境や使い方を構築していきたいという強く思います。新型コロナウイルス感染拡大を受けて、データ分析の重要性を改めて実感したんです。感染者数の推移、感染者の属性、抗体保有率……などのデータが判断材料になったし、世間でもデータ分析の重要性が広く認知されるようになったと思います。こういった“データドリブン”な文化をもっと広めたい、というビジョンを持つきっかけになりましたね。

ー“データドリブン”な文化。具体的にお伺いしてもよろしいでしょうか。

“データドリブン”な文化を根付かせるために必要なのは、誰でもデータを分析して活用できる環境。『専門家だけでなく、誰もが気軽にデータを扱える環境をつくらないといけない』と思います。データとひと口に言っても、各自がバラバラのデータを見ていたら意味がない。そのため、僕が目指すのは各自が分析・判断を行うための一次ソースをつくることです。データに基づいて正しく判断することが当たり前の社会になるように、まずはD2C R内で“データドリブン”の文化を浸透させていきたいと考えています。


▲2020年現在

あとがき

何が正解で、何が誤りなのか。世の中が揺れ動く今だからこそ、『データ』が生きる。伊藤のデータとの向き合い方と生かし方は、社会を少しずつ変えていく重要なヒントになるはずです。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました!

渡邊 竜三
渡邊 竜三

D2C R 人事部 採用担当。 2015年新卒で人材紹介会社へ入社。企業の採用コンサル、キャリアアドバイザー、マネジメントを経験しD2C Rへ人事担当として転職。D2Cグループの新卒採用も兼任。最近ハマっていることは、高級食パンを食べること。

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