2020.08.24
より良い会社、より強い会社を目指すために──取締役が語る統合への想い

こんにちは。D2C Rの渡邊です。

本日は社員にフォーカスしたストーリーです。。
取締役 市川亮祐(いちかわ りょうすけ)をピックアップしていければと思います!

より良い会社を作るために、組織統合を実現した想いとは。

インタビューにて迫ってきました。それではどうぞ!

商談を断られてからずっと“気になる会社”だった

ー10年以上前に中途入社をされたそうですが、なぜ当時D2Cに入社しようと決めたのでしょうか?

当時D2Cがモバイル向けに出していた広告プロダクトは、インターネット広告を扱う代理店やクライアントの間でも、高い効果を出していると評判になっていたんです。そこでD2Cに、そのサービスを扱わせてほしいという話を相談しました。ただ、そのときはすげなく断られてしまいました。そのときの印象が強烈で、そこからずっとD2Cは “気になる”会社でしたね。

その後しばらくして、ステップアップのために転職を考えるようになりした。そのとき頭に浮かんだのは、他ならぬD2Cです。NTTドコモと電通のJVであり、パワーのある媒体を扱う“気になる”会社で、自身がインターネット広告で培ってきた経験を生かしてみたいと考え、2008年にD2Cへの転職をしました。

ー入社してみて、いかがしたか?

新たな試みとして、電通のクライアントに近いポジションのプランニング領域で数名を新たに出向させていただいており、私もそのチームに合流させていただきました。

仕事は大変なこともありましたが、周りの方々の支えもあり順調でしたね。一方でひとつの懸念がありました。それは、自分と同じように出向した社員たちが、任期を終えても帰任せず転職してしまうケースが見られることでした。 そのため、帰任して活躍できる場を早急につくらなくてはいけないと思いました。

ー強く思われていたんですね・・。

一言でいえば、D2Cが好きだったんです。2008年に入社してから、いろいろとやりたいことをやらせてもらい、しっかりと評価もいただきました。D2Cだからこそできた仕事もいろいろあり、会社には非常に感謝しています。それにしっかりと恩返しをしたい。出向していたメンバーが、戻って活躍できる場をつくり、その経験をD2Cの今後に生かしてもらいたいという想いが一番強かったです。


▲電通出向時代の市川

さらなる成長を見据え、先手を取って統合を推進

ー今年、D2C Rと統合をしたと伺いました。

D2C R代表の岡 勇基とは旧知の仲で、週に1度は会議で顔を合わせ、2カ月に1度お酒を飲むような関係です。お互いに刺激を受けながら切磋琢磨する良きライバルでもありました。ゆくゆくは一緒に仕事がしたいと話していました。組織機能も顧客層も、カルチャーも異なる中で、単なる足し算の統合をしても仕方がないという想いもありましたね。お互いが持っている課題感や、この先自分たちのやっていきたいこと、市況的に起こるであろう事象を、ふたりだけで話し合ったことが始まりでした。

ー具体的にどのような話をされたのでしょうか?

D2Cデジタルマーケティング本部が持つ大きな販路と、D2C Rの持つプロモーションの運用ノウハウやクリエイティブの機能を合わせれば、実務でも売上規模でも効果がある。また人員も200名ほどになるため、あきらかに仕事ができる量も、ジャンルも増え、マーケットに対するプレゼンスも上がる。岡とは毎日のように、組織や事業について細部にまで議論を重ね、数カ月かけて、このタイミングでの統合が、ベストだという確信を得ていきました。


▲画像左

考え方を浸透させる一方で、実務面の環境整備にも着手

ーグループ会社とはいえ、会社が異なると組織統合も大変だったのではないでしょうか?

事業、組織、制度などさまざまな角度から検討し、その結果を持って2020年1月に、幹部を集めたオフサイトミーティングを開催しました。D2Cデジタルマーケティング事業本部とD2C Rそれぞれが持つ機能や実績、現状の課題を紹介した上で、それらを踏まえて長期的に目指すべき姿を幹部と共有し、統合への準備を進めていきました。

―統合後、プロジェクトも立ち上がっているそうですね。

いくつかの具体的な施策も取り組みを開始しています。そこは旧D2Cデジタルマーケティング事業本部もD2CRも強化が必要な部分のため、プロジェクトとして立ち上げる形で進めています。また、業務フローやツールなどの実務に関わる部分についても基幹システムから見直し、より使いやすいしくみやツールの構築を図っています。

「統合してよかった」と、みんなが早く思えるように

ー統合によりD2CRが目指す中長期的な姿を教えてください。

デジタル総合代理店を目指して、組織作りをしてきます。自分たちの実力を上げていく、足し算を掛け算にしていくためには、やはりそれぞれのレイヤーで、自分の成すべきことをしっかり認識する必要があります。僕らは3~5年先の未来を見据えていますが、部長、マネジャークラスには最低でも1~3年先を見据えて動いてほしいですね。

また現場の社員には日々の仕事と向き合う中で、その仕事がどんな意味を持っているのか、その先に何があるのかを常に考えてほしい。それができるようになれば、掛け算の効果が生まれてくると考えています。

ーどのような会社を創っていきたいですか?

社員それぞれが納得して動ける環境がある会社ですね。それが自分たち経営側の役割だと語ります。また、この目標を実現していくためには、統合から生まれるカルチャーも重要です。一番時間のかかる部分です。まだまだ浸透しているとは言えませんが、そこは代表の岡を中心に、みんなで向き合い続けていこうと思っています。僕もそうですが、みんな会社のことや一緒に仕事している仲間のことが好きだと思うんですよね。だから、『やっぱり会社を良くしていきたい』と、みんなが思えるようにしたいし、そうなると嬉しいですね。『あのとき統合してよかった』と、社員みんなが思えるタイミングを、いかに早くつくるか。それが僕の今の仕事だと思っているので。


▲2020年現在

あとがき

この統合をみんながハッピーだったと思えるものにするため、日々奮闘する市川。コロナ禍によりコミュニケーションが取りづらい中でも、両者の融合は着実に歩みを進めています。

今回の統合がD2C Rの更なる成長を後押しすることに違いありません。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました!

プロフィール画像
渡邊 竜三

D2C R 人事部 採用担当。 2015年新卒で人材紹介会社へ入社。企業の採用コンサル、キャリアアドバイザー、マネジメントを経験しD2C Rへ人事担当として転職。D2Cグループの新卒採用も兼任。最近ハマっていることは、高級食パンを食べること。

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