2018.10.09
デジタル広告営業に必要な経験。運用留学制度を利用して感じた事。

個人の価値観が多様化し、社員が会社に求めるものも変化している昨今。そんな社員の要望に応える為、多くの会社がオリジナリティ溢れる制度を用意しています。

 例に漏れず、D2C Rにも様々な社内制度があります。過去に記事にしていますが、社員同士で感謝の言葉を送りあうAZS!や、おしゃべり・電話・立ち歩きを禁止して全社員が1時間集中するHIGH TIMEなど。

本日はそんな数ある制度の中から、一つユニークな制度「運用留学」を紹介します。

 運用留学者にインタビューしてみました

「運用留学」とは営業担当者が運用の知識を身に着けるために、期間限定で運用の部署へ留学(異動)する制度。
本記事では、実際に運用留学を経験した営業担当社員2人にインタビューをしました。

[Profile] 鈴木(左)
20152月に中途入社。クライアントとパートナーとして関わりながら、最前線のテクノロジーを経験できる場に行きたいと思い入社。入社時はメディアプランナーとしてアプリプロモーションのプランニングを行い、2年目から営業部に異動。現在はゲーム営業部のリーダーを担当。

[Profile] 八島(右)
新卒採用でD2Cに入社し、その後D2C Rに配属。プロモーションに一気通貫で携わり、大きな流れの中で仕事がしたいという考えから入社を希望。入社後、プランナーを経て営業部へ異動。現在はブラウザ領域のクライアントを主に担当し、日々営業活動に従事。好きなものはYouTubeとラーメン二郎。ホーム二郎は亀戸店。ラグビー経験者。

なぜ運用留学を利用したのか

[鈴木]
運用留学を利用した理由は、フロントに立つ人間としてよりレベルアップしたいと思ったのが大きいですね。

現状アドテクノロジーは凄まじいスピードで進化していますし、実際の運用経験をしていないと、肌感覚では分からないことが多くあると思っていました。実際に運用の経験をすることで言葉に説得力が増し、クライアントから信頼される上で重要な要素だと感じていたので、この制度を知った時すぐに応募を決めました。

[八島]
僕も鈴木さんと似ている部分があるのですが、営業として業務を進めていく中で「自分に運用知識が足りていないな」と感じたことが大きいです。クライアントとプロモーションのことを会話する上でも、社内で運用担当と会話する上でも、自分の知識が全く足りていないことを感じたため、留学を希望しました。

実際に運用を経験してみて感じたこと

[八島]
物事を考察する上での多角的な視点の重要性を深く感じました。効果改善を考える際や一つの事象の原因を探る際に、あらゆる可能性を考えて最も改善のインパクトが大きい策を選択する。こういった思考を身に着けられたことは自身にとって大きな財産となりました。

留学前は一つの問題に対していくつかのテンプレート中から、問題への打ち手を考えていました。
原因を洗い出すという作業の前に自分のこれまでの経験を事例化し、その少ない事例の中で過去に打ったうち手で対処しようとしていたので、うまくいくときもあれば、そうでないときもあり、社内外に迷惑をかけてしまったこともありましたね…。

 運用業務のみにかかわることではありませんが、今後ほかの業務を行う上でも大切な考え方を得ることができたと考えています。

[鈴木]
八島さんと同様に、今までに持っていなかった目線で仕事ができるようになりましたね。営業業務の中で見つかる課題や、クライアントからの要望を受けた時、その場で判断してアクションプランを策定できる機会が増えました。
以前と比較すると、「社内で確認します」と言うことが格段に減りました。

 後は、入稿から配信までの作業、審査期間等が具体的に知れたことで、逆算して後工程の方に依頼を行えるようにもなりました。

[八島]
鈴木さんの言う「後工程の方へ依頼する時の意識」は自分も大きく変わりましたね。月並みな言葉になってしまいますが、運用業務はかなりハードな仕事だなと。
日常のオペレーション業務はもちろん、成果に対する責任比重の大きさや、日々更新される媒体情報のキャッチアップや媒体折衝など。一重に運用業務といっても細分化していくと多くのタスクがあることを知りました。
これをこなしてくださっている運用の方々がいるからこそ、営業は心置きなく営業業務に集中することができる事を改めて感じ、より感謝しなければならないという自省もしました。

運用留学の経験をこれからどう活かしていくか

[鈴木]
現在のミッションである営業活動に活かしていきたいです。その上で、本質的な提案をスピーディに進めることで、クライアントのサービスの成功により貢献できればと思っています。

[八島]
訪問先での質問の持ち帰りを減らすことだけでなく、数値を読み解くことで効果改善の糸口をつかむことなど、この経験をクライアントと会社に成果として返していければと考えています。運用知識を兼ね備えた営業として、プロモーション効果の最大化に少しでも貢献していきたいです。

D2C Rの社内制度について

営業としてのスキルアップを目指すべく、運用部へ異動する。本日はそんな運用留学制度についてご紹介させて頂きました。D2C Rには「運用留学」以外にも、社員の要望を形にして出来上がった制度があります。
 D2C Rに興味を持っていただいた方は、他の制度を記事でも紹介していますのでぜひご覧ください。

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川向 真未

広報チーム。デジタルマーケティング情報を発信する『CANVAS』の運営&編集長。中の人としてTwitterはじめました(@canvas_d2cr)。テキストは標準語ですがしゃべると関西弁。社内のイベント企画&運営はついつい気合いが入るタイプ。社内報『R‐ibrary』で発信できるネタをいつも探しています。

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